お通夜、告別式を1日で行う葬儀の形
2017年10月07日
葬儀の形が多様化し始めてからもう随分と日にちが経過しています。従来の参列者の多い派手なお葬式が当たり前で、参列者の人数を制限したりする家族葬のような形は考えられないという人も以前は多かったようです。しかし、簡素な葬儀が浸透し始めてからは、その形のほうが好ましいと感じる人も増えています。
また、葬儀自体を行わすに火葬のみを執り行う直葬呼ばれる形を選択する人も多くなってきました。先にあげた家族葬は家族と亡くなった人と生前親しくしていた友人などだけで行う葬儀です。これは儀式を簡素化しているのではなく、一般の参列者をお断りするという少人数の葬儀です。
仏式で行う場合にはお通夜も告別式も行います。一方これも簡素な葬儀のひとつとして定着している一日葬とは、お通夜と告別式の両方を1度に行うという形の葬儀のことです。葬祭業者によって同じ一日葬でもプランが多少異なる場合もあるようですが、基本的にはお通夜、告別式の2日間を1日で済ませるという形は同じと考えて良いでしょう。
簡素な葬儀を行うということは、費用の節約にもなります。今、自分の葬儀に関して事前に考えて決めておく人も増えています。簡素な葬儀を自分で選択するのは費用などの負担を残された家族に背負わせたくはないという理由も多いようです。
一日葬は、お通夜と告別式の2日間を要しません。そのため、費用もおおまかに1日分と考えることができるので、費用も一般的な葬儀よりもその負担を少なくて済むようです。