一日葬を選択する遺族が増えている

2017年04月06日
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身内が亡くなった場合には通夜を夜に葬式を次の日の昼間に行って火葬をするのが一般的ですが、今では通夜を行わずに葬式と火葬のみを行う一日葬を選ぶ遺族が増えています。その方が葬式を行わなければならない身内としては都合が良いことが多いのですが、日中は仕事で忙しいので通夜だけ参列することを考えている人にとってはとても大変なことです。

何も知らずに通夜が行われると考えている人もいるので、そういった人達のためにも一日葬を選ぶ場合にはその旨をしっかりと伝える必要があります。通夜と葬式と2日に渡って葬儀を行うのは遺族の精神的、肉体的な負担は相当なもので、特に亡くなった人の配偶者がかなりお年を召している場合にはとても辛いです。

そういったことを配慮して1日だけ葬式を行うのは何も責められたことではありませんし、参列者へおもてなしをする料理や返礼品も1日分で済ますことができるので金銭的な余裕がない遺族にとってもとても助かります。しかし一方的にそれを実行するとなると後でトラブルになってしまうこともあるので、通夜を行わない場合にはその旨を伝える必要があります。ただ最近では一日葬を選択する遺族の殆どは身内だけで葬式を済ますケースが多く、それほど親しくない人に対しては呼ばないことがけっこうあります。身内だけで葬式を行うことにより堅苦しい挨拶をしなくて済むので、そういったことを考えて通夜を行わずに葬式を行ってその日のうちに火葬をする遺族が増えています。

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